地方私立理系大学院生のブログ

地方私立理系大学院生の日常を綴るブログ

研究室の実際 続き

というわけで研究室の実際 の続きになります

就職について(薬学系なのでここでは製薬関係を想定します)

一般に世間の人たちが「就活」を考えたときに頭に浮かぶ製薬会社に修士で就活→研究or開発職で採用されることは、結論から言うと非常に厳しいです。新薬開発メーカーの研究or開発職は今や旧帝大の人達でも相当厳しい時代です。

就活は最終的には本人の資質次第になりますが、往々にして研究能力、自己管理能力は平均すると旧帝大の学生のほうが高い(こういった能力は明らかに学歴と正の相関がある)のでやはり就活でフィルターがかかると、結果として旧帝の人達が残っていくと思います。

(地方の私立大学だから無理と言っているわけではありません、どんな組織にも飛び抜けて優秀な人はいるので、能力次第でいくらでも可能性はありますし、会社側も学歴で撥ねるようなことはしていないはずです)

ジェネリックの研究開発なら希望はあります、実際例年採用実績があります(おそらく大学に枠アリ)。

 

帰宅時間

私の研究室は結構学生の自主性に任せているので人によりけりです。一応コアタイムは9-17時となっていますが、当然帰る時間は人によりけりです。夜中まで残る人もいれば7時ぐらいに帰る人もいます。

 

研究室での時間の使い方

基本的には実験です、合間に論文を読みます。これはどこの研究室でも同じだと思います。同期の人と時間を合わせてmolecular biology of the cellの輪読を毎日1時間やってます。日によって研究室全体の論文紹介やら進捗度の発表、グループミーティング等が入る感じです。